黒飴はババアが食べるものだと思っていた。

黒飴はババアが食べるものだと思っていた。

黒飴はババア(口が悪くてごめんなさい)が食べるものだと思っていた。

ワタシが小学生くらいの時の話だ。

 

黒いビニールに金色っぽい文字で文字で黒飴とだけ書いてある

キャンディー包みなのに地味でちっっっっっっっともときめかないパッケージ。

あめ自体もただのこげ茶。

お菓子なのにどこにもときめきがない。

そしてばあちゃんのカバンにいつも入っていたような記憶。

 

その当時のときめく飴と言ったら確かキュービックという飴で

キューブ型のフルーツキャンディーが包装の中に2粒入っていて、

色も味も違う2粒を一緒に食べて新しい美味しさを楽しむというもの。

これ最高にときめいた!

出展:楽天

そうそう。これね。まだあったのか!

と思ったら流石のブルボン、ロングセラー!

 

そして時は過ぎ、ワタシもアラフォー。

黒飴を食べてみよう。

そしてうまい!!!!!

(テーレッテレーーーーー!!

と思う日がやって来るなんて。

 

きっかけはただの健康志向の高まりと

仕事中に会社でも食べやすいおやつは何かと考えたら

と言った時に偶然手にとったのが黒飴だっただけの話なのだけど。(近所のドラックストアにて)

 

出展:楽天

今日は仕事中に一粒。。。

う。。。。

うまみが。。。。。

コクが。。。。。。

すごい!!!!!!!!!!

しっとり感とか、ねっとり感とか感じる甘さ

(もちろん飴は硬い。甘さの感じ)

甘さの質が柔らかくて深い、そしてくねくねしている(意味不明)

 

尖っていなくて優しい甘さはまるでそう、

優しいおばあさん!!!!

(ただ、うちのばーちゃんは相当怖かったのでそのイメージとは違う)

 

本当にイメージの世界でしかないのだけど

沖縄の畑でサトウキビを刈るオジイ、オバアが目に浮かぶよう。

 

そして、この黒飴は真ん中に生の黒糖が入っていて

気がつくと思わずガリガリと飴部分を噛み潰してしまうのだけど、

やらかい黒糖の周りの少し薄くなった飴をカリカリとする食感もいい。

 

一粒で満足できるコクとか、滋味が深い、そういう美味しさ。

脳内がマッサージされるようで思わず口元が緩む(仕事中!)

(しかも飴を食べてる最中に電話受けなきゃとか。。。

しょうがないのでほっぺに一旦しまってなんとか対応)

 

黒飴って材料は黒糖なのだそうだけど、

砂糖に生成されてしまう前のビタミンやミネラルも含まれていて、

疲労回復・ダイエット促進・美肌・冷え性の改善効果もあるんだとか!

まさか!!!!!!!!!!!!

-食と健康のWebメディア-Well Being より

 

他にも黒飴と言ったら

出展:春日井製菓株式会社

そうそう。

これ。

昭和55年(ワタシの3つ歳上だね!!!!)から発売している超ロングセラー

いまだに変わらないこのパッケージ。

深い。。。。

一周回って、すごく好きなトラディショナルなデザイン。

ずっとこのままでいてほしい。

 

こっちも気になるな

出展:楽天

創業は文政元年

っていつだよ・・・・と調べて見れば1818年

時は江戸時代後期 将軍は11代徳川家斉

大政奉還は1867年なのであと50年くらい。

そんな時代から作り続けられていると思うとロマンありまくる。。。

缶入り、三角の形、紋入り

ブランド力ありまくり!!!

老舗って、大切にしているものは守り、新しいものも取り入れてアップデートをし続けているから

今でも愛されているのだと思う。

その姿勢もひしひしと感じるから尊いのだね。

老舗力。。。。素晴らしい。

見れば見るほど、黒飴以外にも興味湧きすぎて

こちらの飴は即ポチ!!

 

 

黒飴をテーマにここまでつらつらと書き連ねてしまったけど、

黒飴はババアが食べるものだと思っていた。

そんなワタシもババアになりました!!!!ってこと。

黒飴の甘みを深い。。。心地よいと感じるようになれたことは

非常によかったと。

そして黒飴の甘みのような深さと奥行きのある3D、いやもっと4D?

多面体かつ、懐の広い大人になれるよう精進し続けたいと

思ったのでした。(チャンチャン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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